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執筆者の写真T. Abe

元Uber幹部が設立したTeamBridgeが、時間給労働者向けHRソフトウェア構築のため2,800万ドルを調達

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TeamBridgeは、ギグエコノミーの労働者を対象にした新しいHRプラットフォームで、時間給労働者が直面する管理の課題を解決するために開発された。このプラットフォームを立ち上げたのは、元Uberの社員であるアルジュン・ヴォラ氏とティト・ゴールドスタイン氏だ。彼らは、Uberでの経験を通じて、従来の人事ソフトウェアが時間給スタッフのニーズに十分対応していないことに気づき、何百人ものUberドライバーにインタビューした結果、特化したソリューションの必要性を強く感じた。


ヴォラ氏は、「企業がギグエコノミーの企業と同じ方法で従業員を発見し、維持し、エンゲージする必要がある」と指摘する。TeamBridgeのプラットフォームは、従業員に対してセルフサービス機能を提供しつつ、企業側には人事業務の自動化をサポートする。例えば、シフト管理や休暇の追跡、オンボーディングの簡略化などをテンプレート化して提供する一方、従業員にはシフト申請や法的文書の署名、マネージャーとのやり取りができるアプリを通じたサービスを展開している。


TeamBridgeの成長は著しく、リリースされた翌年には収益が3倍に拡大し、さらに2024年上半期には2倍以上の成長が見込まれている。サンフランシスコを拠点とするこのスタートアップは、ConvoやDairy Queenなどの法人顧客を抱え、10万人以上の時間給労働者をサポートしている。競合にはWingspanやKronosなどがあるが、TeamBridgeの急速な成長は際立っている。


この成長を支えるために、TeamBridgeは新たに2,800万ドルのシリーズB資金調達を完了し、総額4,150万ドルを調達した。今回の資金は、製品の研究開発に充てられるとともに、現在42名のチームを倍増させる予定だ。企業が成長期には組織のスケールアップを、経済が低迷する時期にはコスト削減を求める中、TeamBridgeはその両方に対応できる柔軟なプラットフォームを提供し、市場のニーズに適応している。


このように、TeamBridgeは時間給労働者のための特化型プラットフォームとして急成長しており、今後もその勢いを維持しながら、さらなる技術開発と拡大を進めていくことが期待される。

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