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執筆者の写真T. Abe

メディア生成AIモデルをホストするFal.aiがa16zなどから2,300万ドルを調達

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AIによる音声、動画、画像の生成に特化したプラットフォームであるFal.aiは、本日、Andreessen Horowitz(a16z)やBlack Forest Labsの共同創設者Robin Rombach、PerplexityのCEO Aravind Srinivasなどの投資家から2,300万ドルの資金調達を発表した。この資金は、2回のラウンドを通じて調達されており、1,400万ドルはKindred Venturesが主導するシリーズA、残りの900万ドルはa16zが主導したシードラウンドからのものだ。


Falは2021年、Burkay GurとGorkem Yurtsevenによって共同設立された。Yurtsevenは以前Amazonでソフトウェア開発に従事しており、GurはOracle出身で、Coinbaseにおいて機械学習の開発を率いていた。パンデミックの最中、彼らはサイドプロジェクトを進める中で、生成AIモデルを支えるクラウドインフラの需要が急増していることに気づいたという。


「生成メディアの急成長分野が、今後すべてのメディアのあり方を変えるだろうという大きな賭けをしていました」とGurはTechCrunchに語っている。Falが立ち上がった直後に、いくつかの革新的なAIモデルがリリースされたことが、彼らにとってはまさに絶好のタイミングだった。


Falが提供する主なサービスは2つ。生成モデルを実行するためのプライベートなコンピューティング環境とワークフロー管理、そして画像、音声、動画を生成するためのオープンソースモデル用のAPIだ。Falは、Black Forest Labsの生成モデル「Flux」をホストした初のプラットフォームの一つでもあり、このモデルはXの物議を醸したチャットボット「Grok」で画像生成機能を強化するために使用されている。


競合するクラウドプロバイダーとしてCoreWeaveなども存在するが、Gurによれば、Falの強みはそのスケーラビリティにあるという。生成AI分野の急速な進化に対応するための柔軟性と拡張性を備えたプラットフォームとして、Falはさらに注目を集めていくことだろう。

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