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執筆者の写真T. Abe

OpenAI、より多くの音声と新しい外観を備えた高度な音声モードを導入

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OpenAIが火曜日、ChatGPTの有料ユーザー向けにAdvanced Voice Mode (AVM)の展開を発表した。これは、ChatGPTでの音声会話をより自然にする新機能で、まずはChatGPTのPlusおよびTeamsプランの顧客に提供され、EnterpriseおよびEduプランの顧客には来週からアクセス可能になる。


AVMのデザインもリニューアルされ、従来の黒いアニメーション点から、青いアニメーション球体に変更された。この機能が利用可能になると、ChatGPTアプリの音声アイコンの横にポップアップが表示されるという。


まずは今週中に、ChatGPTアプリのすべてのPlusおよびTeamsユーザーが利用できるようになる。新しい機能の導入に加え、カスタム指示、メモリ、さらには5つの新しい音声と改善されたアクセントも提供される。さらに50を超える言語で「遅れてすみません」といったフレーズを使うことが可能になる。


新たに追加された音声には、Arbor、Maple、Sol、Spruce、Valeの5つがあり、これによりChatGPTの音声数は9つとなる。これらは自然界をモチーフにした名前が付けられており、ChatGPTをより自然に感じさせるための工夫が凝らされている。


ただし、以前登場した「Sky」という音声は、今回のリリースでは欠けている。この音声は、女優スカーレット・ヨハンソンに似ているとして法的問題が発生し、彼女がAIシステムを演じた映画「Her」との関連性が指摘されていたため削除された経緯がある。


また、今回の展開で欠けているのは、春のアップデートで披露されたビデオおよび画面共有機能だ。これにより、GPT-4が視覚情報と音声情報を同時に処理できるようになるはずだったが、現時点でそのリリース時期は不明である。


OpenAIは、AVMのアルファテスト以降、いくつかの改善を行ったと報告している。音声機能はアクセントの理解が向上し、よりスムーズで高速な会話が可能になったという。さらに、カスタム指示とメモリの機能がAVMにも拡張され、よりパーソナライズされた体験が提供されるようになる。


ただし、現時点では、AVMはEUや英国、スイス、アイスランド、ノルウェーなど一部地域ではまだ利用できないとされている。


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